このページでは管理人がPCやゲーム機の修理、趣味を紹介するページです
同名のYouTubeチャンネルでは当サイトと連携し、動画を紹介しています。

ジャンク品で入手したPSP2000を修理します。二つのPSPを掛け合わせて一つのPSPにします。

PSP 2000 二つのジャンクPSP

ボタン効かず
その1 ボタン効かず
UMD読まず
その2 UMD読まず

二つのジャンクPSPを使って一つのPSPとして組み立てました。最初のジャンクPSPは丸ボタンが効かず、UMDを読みませんでした、おそらくUMDドライブが故障しているのでしょう。丸ボタンが効かないので時計合わせの画面から全く進めませんでした。
もうひとつのPSPはUMDを読みませんでした。これには理由がわかっており、ディスクを認識するためのピンが一本欠けているのです。このスイッチが無いためにUMDを入れてもドライブが稼働しないのです。ドライブ自体は正常の可能性があります。
最初は使える部品を取り出して二つを掛け合わせて一つのPSPにしようとしました。

UMDドライブを付け替えたが

UMDドライブ
UMDドライブ
綿棒で掃除
掃除してもダメでした

UMD認識用ピンが欠けたPSPからUMDドライブを外し、丸ボタンが効かないPSPに取り付けました。結果UMDを読むようになりました。これで元々のドライブが壊れており、交換用ドライブは正常であることが分かりました。
しかしボタンが効かない問題は解決しませんでした。では、ボタンの回路を交換しようと思いましたがそれもやめました。PSPのボタンの回路はフィルム状になっていて、シールのように貼り付けることで本体に取り付けることができます。これを別々のPSP同士で交換しようにも剥がした時に接着剤の強度が落ちたり、フィルム状回路が歪むのではないかと危惧したからです。

メイン基板交換

メイン基板
メイン基板だけ交換
XMB画面
やっとXMB画面へ
UMD認識
UMDを認識しました

ここで考えを変えました。ボタンが効かないPSPのメイン基板(ボタン側の回路がダメ、UMDドライブダメ)と、UMDを認識するためのピンが欠けたメイン基板(ボタン側回路正常、UMDドライブ正常)を入れ替えれば良いと思いました。交換した結果、丸ボタンが押せてUMDからゲームが起動するちゃんとしたPSPとして動作しました。
最初からこうすれば良かったのでしょうけど使える部品を交換するという思い込みがあったため遠回りしました。

終わりに

完成
完成
ニックネーム
血流?

今回はジャンクPSP二台を掛け合わせ一台として使えるようにしました。メイン基板を交換しただけという簡単な作業でしたが、そこに至るまで遠回りしました。
本体に登録されていたニックネームが「血流がクロックアップ」という名前になっていました。前の持ち主はどういうセンスなんでしょう・・・