初代GAMEBOYのサビと黄ばみを落とし、カセットコネクタ交換をしました
ジャンク初代GAMEBOY 現状
ジャンク品で初代ゲームボーイを入手しました。本体はシールが貼ってあった跡がたくさんあり汚れや黄ばみが酷いです。電池端子はサビついています、電池では電源が入りませんでした。アダプターで電源は入るものの最初は正常に動作しませんでした。
画面に黒線の格子がいくつか出てきたり、Nintendoのロゴから進まなかったりしていました。何度か電源を入れ直すとどうにかゲーム画面まで進みました。しかし画面にライン抜けが出ていました。
これらの部分を直してみましょう。
分解して調べる
分解してみると2つの基盤のうち、電池端子がついている基盤がサビています、液晶側の基盤はスピーカーがつながっているケーブル付近が黒ずんでいます。スピーカー付近は手を付けない事にしました、どこまで修理してよいものが判断がつかず余計なことをして本体を壊すよりはある程度でやめようと思っていたからです。
カートリッジコネクタ周辺までサビがきています。基盤を覆っているシールド版のようなものを外します。ハンダつけされた部分をハンダ吸い取り線を使って外します。カートリッジコネクタを外したいのですがどうしても一つのハンダを吸い取り尽くす事ができませんでした。電動のハンダ吸い取り器があればどうにかできたかもしれませんが私にはそんな道具はありません。仕方ないのでニッパーでコネクタの端子を切り取りました。交換用のコネクタは別のジャンクゲームボーイ本体から取り出したものをつかう事にしました
サビ落とし
基盤についたサビを落とします。カッターで軽く削ったり無水エタノールと綿棒、歯ブラシを使って汚れを落とします。それだけではサビを落とせないので紙ヤスリの320番で落としました。黒ずみを全て落とすべきかもしれませんが、やりすぎて本体を壊してしまうのではと思い、ある程度の汚れは手を付けませんでした。
ヤスリがけでむき出しになった回路はポリイミドテープで覆っておきました。その時シールド版をつけるのを忘れていたのでちょっとだけ貼り直しました。
また電池端子はお酢に漬けてサビを落とし水でよく洗っておきました。
カートリッジコネクタを交換する
コネクタ周辺をヤスリがけした部分もポリイミドテープで覆いました。端子の穴に沿ってテープも穴を開け交換用のカートリッジコネクタをハンダ付けしました。この状態でテストするとちゃんと動作しました。やはり画面はライン抜けしていました。
ライン抜けの修正
画面のライン抜けを修正します。画面下にあるゴムテープのようなものを剥がします。これはまた使うので丁寧に剥がします。ライン抜けの修正方法は下のフラットケーブルをハンダごてで温めながら内部の回路を再接着するというやり方です。
ところが全く上手く行かず、アルミホイルを下に敷いて温めたりしましたが、抜けが増えたりして一度やめました。ネットで再度調べたりしてもう一度やってみようと電源を入れるとなぜかライン抜けが直っていました。もしかして冷えてから接着されたのでしょうか?その後電源投入直後のNintendoロゴでは抜けがでているのにゲーム画面に切り替わると抜けが消えていました。完全に直ったわけではないようですが、私にできるのはここまでとしておきました。ゲーム中に抜けが出ることは現時点ではありませんでした。でもいつか再発するかもですね。
ゴムテープに市販の両面テープを使って貼り直しました。
黄ばみを落とす
外側ケースの黄ばみを落とします。中性洗剤で洗った跡、ドラッグストアで買ったプライベートブランドの安い漂白剤を買いました、過酸化水素水と表記のあるものです。漂白剤に漬けて直射日光で漂白します。100ショップで買った手頃な大きさのタッパーに入れて太陽光にさらします。7月の晴れた暑い日におよそ10時間ぐらいでやってみたところ黄ばみはかなり取れました。しかしケース裏面と比べると黄ばみはある程度残りました。
よく水洗いしましたが漂白剤の匂いはしばらく残りました。
互換品の透明スクリーンを付けて完成
画面の前にある透明のスクリーンを交換します。正式名がわからないのでスクリーンとします。元のスクリーンは傷があり一部塗装が剥げているので互換品をネットで取り寄せます。
シール剥がしをスクリーンの周辺に流してスクリーンを外します。外した跡に残った接着剤を剥がしますが、どうも固くへばりついているのでほとんどはがせませんでした。
スクリーンを貼り付けてケースに各部品を取り付け組み立てて完成です。途中でケース側の電池端子を付け忘れていたので付けました。もうすでにスクリーンに傷が入ってしまいました。